このページはプロモーションが含まれています 外壁塗装

屋根塗装の見積りで騙されないチェックリスト|相場・工程・業者の選び方

アイキャッチ 屋根塗装 見積り

この記事の監修者兼ライター

羽柴 文吾|丙種ガス主任技術者・第二種電気工事士

福岡県在住の兼業ライター。住宅資材の総合商社にて、スレート屋根や外壁サイディング、新建材の営業から施工補助まで幅広く経験。現在はエネルギー関連事業に従事している。丙種ガス主任技術者と第二種電気工事士の資格を保有。豊富な現場経験と専門知識を活かし、暮らしに役立つ情報を発信している。趣味は映画鑑賞。

「この金額はぼったくりじゃないの?」
「見積書で、なにを確認すればいいの?」

屋根塗装の見積書が専門用語ばかりで、見方がわからないと困っていませんか?

見積書のポイントさえ理解していれば、施工内容や金額が適正かどうかを自分で判断できます

ただし、知識を持たないまま契約するのは危険です。必要な下地処理が省かれて塗装が剥がれたり、相場より高い金額を請求されたりする恐れがあります。

本記事では、見積書の必須チェック7項目をはじめ、屋根塗装の適正相場・悪徳業者の手口と断り方までをプロの視点で解説します。

見積書の見方がわかれば、悪徳業者に騙されません。適正価格で納得のいく工事を提案してくれる塗装業者を見極めて、雨をキレイに弾く屋根塗装を実現しましょう。

このような方におすすめ

  • 屋根塗装の見積書をもらったが、金額が適正かどうか判断できない方
  • 見積書に「工事一式」と書いてあり、内訳が不明で不安を感じている方
  • 屋根塗装の費用相場や工程ごとの単価を知りたい方
  • 悪徳業者に騙されず、信頼できる塗装業者を選ぶ方法を知りたい方

※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
※2 お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります
※3 出張費には別途部材代、作業費が発生します
※4 施工内容によっては再発保証がつかない場合がございます

見積書の必須チェック7項目

チェック項目 屋根塗装 見積り

見積書でチェックすべき項目見積書でチェックすべき項目がわかれば、手抜き工事や水増し請求を防げます

見積書を受け取ったら、以下の7項目を確認しましょう。

不明な点があれば、契約前に必ず確認しましょう。

①「工事一式」のみの表記になっていないか

「工事一式」のみの表記は内訳が不透明であり、手抜き工事や水増し請求の温床になります。

面積や単価がわからない状態では、業者が意図的に作業を省いても依頼主が気づく手段がありません。

見積書には、以下の項目があるか確認が必要です。

確認項目

  • 塗料名(メーカー名・商品名)
  • 工程名(足場・高圧洗浄・下塗りなど)
  • 数量(塗装面積の平米数・㎡)
  • 単価(1㎡あたりの金額)

手元の見積書と照らし合わせて、記載漏れがないか確認してみましょう。

②塗料のメーカー・商品名は明記されているか

塗料の商品名が記載されていないと、安価な塗料に差し替えられても気づけません。

「シリコン塗料」という表記だけでは不十分です。同じシリコン塗料でも、メーカーや商品によって耐用年数や価格は異なります

見積書には、代表的なメーカー名と商品名が記載されているかを確認しましょう。

塗料メーカー 商品名
日本ペイント ・ファインパーフェクトベスト
・サーモアイSi(遮熱)
関西ペイント ・アレスダイナミックルーフ
・アレスクール(遮熱)
エスケー化研 ・エスケープレミアムルーフSi
・ヤネフレッシュシリコン
アステックペイント ・超低汚染リファイン500Si-IR
・スーパーシャネツサーモ
ロックペイント ・ユメロックルーフ
・シャネツロックルーフ
上記のメーカーと商品名が記載されていれば、塗料の差し替えリスクをほぼ防げます。

③高圧洗浄・下地処理の工程数は十分か

高圧洗浄 屋根塗装 見積り

屋根塗装の耐久性は、塗料のグレードだけでなく、下地処理の丁寧さにも左右されます。

見積書で確認すべき下地処理の工程は以下の2つです。

工程 内容・省かれた場合のリスク
高圧洗浄 ・汚れ・苔・古い塗膜を高圧の水で洗浄
・塗料が密着せず、短期間で剥がれる
下地処理 ・ひび割れ・欠損部分をコーキングで補修
・雨水が浸入し、構造体まで傷む

これらの工程は費用を抑えるのに省略されやすいため、見積書にきちんと記載されているかを必ず確認しましょう。

④タスペーサー(縁切り)の記載はあるか

縁切り 屋根塗装 見積り

縁切りとは、塗装で塞がったスレート屋根材の隙間を再び開ける作業です。隙間が塞がれたままになると雨水の逃げ場がなくなり、雨漏りや結露の原因になります。

スレート屋根の塗装工事では、以下の項目が記載されているかをチェックしましょう。

記載を確認

  • タスペーサー(隙間を作るための専用部材)の設置
  • 縁切り(塗料の膜をカッターで切る作業)
タスペーサーまたは縁切りの記載がない場合は、施工に含まれるか確認が必要です。

⑤保証期間と保証内容は書面で明記されているか

口頭での保証は法的な効力を持たず、トラブルが発生した際に「言った言わない」の水掛け論になるリスクがあります。

保証書に記載されているか確認が必要な項目は、以下のとおりです。

項目 内容の例
保証期間 施工後5年間
保証範囲 塗膜の剥がれ・色あせ
トラブル時の対応窓口 連絡先・対応時間

担当者の退職や会社の経営状況によって、口約束は履行されない場合があります。保証書がない場合は、契約前に必ず発行を求めましょう。

⑥会社名・住所・建設業許可番号の記載はあるか

建設業許可のない業者は、総額500万円以上の工事を請け負う資格がありません。許可を持たない業者は法的な登録義務がないため、トラブル発生時に連絡が取れなくなるリスクがあります。

業者の信頼性は、以下の方法で確認できます。

確認方法

許可番号と住所の実在確認は、業者の信頼性を判断する重要なチェック項目です。

⑦工期・着工予定日は明記されているか

工期がはっきりしない場合、作業が長期間放置される・塗料の乾燥時間を省略するといった手抜き工事が行われるリスクがあります。

見積書や契約書には、以下の日程が記載されているかを確認しましょう。

確認が必要な日程

  • 着工日
  • 完工予定日
  • 工程ごとの作業日数

足場だけ組まれて1ヶ月以上放置されるケースや、乾燥時間を守らずに次の工程に進む施工不良は、工期の記載がない見積書で起きやすいトラブルです。

屋根塗装の必要性|屋根材・築年数・劣化症状で判断する

必要性 屋根塗装 見積り

屋根塗装が必要かどうかを判断できれば、無駄な工事を防ぎ、最適なメンテナンス時期を見極められます。

塗装の必要性について、以下の状況別にチェックしていきましょう。

屋根の状態を把握しておけば、「今すぐ工事しないと危険」という言葉にも冷静に対応できます。

【屋根材別】塗装が必要な屋根・不要な屋根

屋根材の種類 屋根塗装 見積り

スレート屋根・金属屋根・セメント瓦は塗装が必要ですが、日本瓦の塗装は不要です。

屋根材ごとの特徴は以下になります。

屋根材の種類 特徴
スレート屋根
(コロニアル等)
主成分がセメントで防水性が切れると水を吸う
金属屋根
(ガルバリウム鋼板等)
サビの発生を防ぐために表面の保護が欠かせない
セメント瓦
(モニエル瓦等)
スレート同様、塗膜が剥がれると劣化が進む
日本瓦
(粘土瓦等)
瓦自体に防水性があり塗装すると逆に傷む

屋根材には防水機能を持つものと、塗料の膜で防水機能を持たせるものがあります。ご自宅の屋根材がわからない場合は、建築時の書類や業者への無料点検で確認できます。

【築年数別】塗装が必要な時期の目安

スレート屋根では築10〜15年が塗装の目安ですが、立地条件や屋根の状態によって前後します。

築年数 屋根の状態 推奨アクション
5〜10年 色褪せ・苔が発生 定期点検を実施
10〜15年 塗膜の劣化・ひび割れが進行 塗装工事を検討
15〜20年 防水機能が低下し雨漏りリスクが上昇 早急な塗装工事が必要
20年以上 屋根材・防水シートの劣化が進行 カバー工法・葺き替えの検討

訪問業者に指摘された場合でも、まずは築年数と劣化症状を自分で確認するのが大切です。

【劣化症状別】今すぐ塗装が必要なサインとは

スレート屋根 ひび割れ 屋根塗装 見積り

色あせ・コケ・ひび割れ・塗膜の剥がれが確認できたら塗装の検討が必要です。

症状別の緊急度を分類して、表にまとめました。

劣化症状 緊急度 対処法
色あせ
チョーキング(白い粉)
・防水性が落ち始めているサイン
・見積り検討を開始
コケ・藻・カビの発生 ・屋根材が水分を含んでいる状態
・1年以内の塗装を検討
ひび割れ(クラック) 中~高 ・雨水が浸入する危険あり
・早急に補修と塗装を手配
広範囲のひび割れ・欠け
屋根材の浮き
・雨漏りのリスク大
・直ちにプロの診断を依頼

なお、すでに雨漏りが発生している場合は塗装では補修できないため、雨漏り専門の修理業者への相談が必要です。

屋根塗装の費用相場|塗料グレード・坪数別の早見表

費用相場 屋根塗装 見積り

一般的な30坪の住宅でラジカル制御塗料を選んだ場合、40〜55万円が相場です。相場表の金額と手元の見積書にズレがある場合は、工程の省略や水増し請求の可能性があります。

また、見積りが80万円を超える場合は、既存の屋根に金属屋根を被せる「カバー工法」も選択肢に入れましょう。同じ予算でより耐久性の高い工事が実現できる場合があります。

相場感を把握して、見積書が妥当な金額かどうかを見極めましょう。

屋根塗装の工程と適正単価

工程 屋根塗装 見積り

工程ごとの適正単価を知ることで、内訳の不自然な金額や水増し請求を見抜けます。

ここでは、屋根塗装における主要工程と、それぞれの単価相場について解説します。

内訳の単価を把握して、見積書の金額が適正かどうかを確かめましょう。

足場の設置(飛散防止シート)

足場 屋根塗装 見積り

足場代は塗装工事の安全性と仕上がりに直結する必須工程です。

足場の相場単価を、以下の表にまとめました。

項目 単価の目安
足場組み立て 800〜1,200円/㎡
飛散防止メッシュシート 100〜200円/㎡

※30坪住宅の足場代総額目安:15〜20万円

足場は職人が安全かつ丁寧に作業するための土台であり、省略や簡略化は塗りムラや事故の原因になります。「足場代無料」という営業トークは、その分が塗料代や人件費に上乗せされているケースがほとんどです。

高圧洗浄(塗料の密着に必須)

高圧洗浄 屋根塗装

高圧洗浄を省くと塗料の密着力が落ち、数年で剥がれる原因になります。

高圧洗浄の相場単価を、以下の表にまとめました。

項目 単価の目安
高圧洗浄 200〜300円/㎡
バイオ洗浄(コケがひどい場合) 500〜800円/㎡

※30坪住宅の高圧洗浄費用の目安:2〜4万円

長年こびりついた泥やコケの上から塗料を塗っても、汚れごと剥がれ落ちます。業務用の高圧洗浄機で半日〜1日かけて汚れを落とすのは、塗装の耐久性を左右する重要なポイントです。

下地処理(ひび割れ補修)

コーキング 屋根塗装 見積り

下地処理はひび割れや欠けを補修する工程で、省略されると雨水が浸入し防水シートや下地材まで傷みます。

補修材・工法ごとの相場単価を、以下の表にまとめました。

項目 単価の目安
クラック(ひび割れ)補修 500〜2,000円/m
ケレン作業 200〜600円/㎡
棟板金(屋根の頂点)の釘打ち直し 要見積もり(状況による)

※30坪住宅の下地処理費用の目安:劣化状況により異なる

塗装の本来の目的は、建物を水分から守ることです。ひび割れを放置したまま塗装しても防水効果は得られず、雨水が浸入し続けます。コーキング材でひび割れを埋める補修作業と、古い塗膜や金属屋根のサビを落とすケレン作業は、塗装の耐久性を高める工程です。

縁切り(タスペーサー)

タスペーサー 屋根塗装 見積り

タスペーサーとは、スレート屋根の塗装後に屋根材の隙間を確保するために挟み込むプラスチック製の部材です。隙間が塗料で塞がれたままになると雨水の逃げ道がなくなり、雨漏りの原因になります。

タスペーサーの相場単価を、以下の表にまとめました。

項目 単価の目安
タスペーサー(部材代込み) 30〜50円/枚
平米あたりの単価換算 300〜500円/㎡

※30坪屋根の総額目安:3〜5万円

タスペーサーの記載がない見積書は、縁切りが省略されている可能性があるため確認が必要です。

塗装(下塗り・中塗り・上塗り)

下塗り 屋根塗装 見積り

屋根塗装は3回塗りが基本であり、2回塗りに省略されると数年で塗料が剥がれ落ちます。

下塗りは屋根材と塗料を密着させる役割です。中塗りと上塗りで同じ色の塗料を重ねて十分な厚み(塗膜)を作り、雨や紫外線から家を守ります。

塗装の相場単価は、以下のとおりです。

項目 単価の目安
下塗り(シーラー・プライマーなど) 600〜1,000円/㎡
シリコン塗料(中・上塗り) 1,500〜2,200円/㎡
ラジカル制御塗料(中・上塗り) 1,800〜2,500円/㎡
フッ素塗料(中・上塗り) 3,000〜4,000円/㎡
無機塗料(中・上塗り) 3,500〜5,000円/㎡

※30坪屋根の総額目安:40〜55万円(ラジカル制御塗料の場合)

下塗りの単価と、選んだ塗料の単価を合計した金額が平米あたりの塗装費用です。手元の見積書と照らし合わせて確認しましょう。

悪徳業者の手口5つ|契約前に必ず知っておくこと

悪徳業者手口 屋根塗装 見積り

悪徳業者の手口を事前に知れば、巧妙な営業トークに騙されるリスクを抑えられます。

トラブルに巻き込まれやすい代表的な手口は、次の5つです。

よくある手口を把握して、相手のペースに飲まれず冷静に判断しましょう。

訪問販売業者が使う緊急性の演出

訪問販売 屋根塗装 見積り

「今すぐ工事しないと危険です!」は契約を急かすための決まり文句です。

悪徳業者は「近所で工事をしていて、お宅の屋根が剥がれているのが見えました」という声かけで不安を煽り、その場で契約を迫るのが典型的な手口です。

緊急性を煽るトーク例と、冷静に対処するための返し方をまとめました。

業者の言葉:「このままだとすぐ雨漏りしますよ」
返し方:「かかりつけの工務店に見てもらうので結構です」

業者の言葉:「今ならモニター価格で半額にします」
返し方:「即決はしません。家族と相談します」

その場で即決を求める業者ほど、時間をおいて冷静に判断するのが重要です。

屋根に上って意図的に壊す悪質な手口

無料点検と称して屋根に上がり、意図的に瓦を割ったり破損させたりして修理を迫る悪質な手口があります。

屋根の上は住人から見えない死角です。業者が自分で屋根を壊し、その写真を撮って「こんなに傷んでいます」と見せてくる事件が実際に起きています。国民生活センターでも注意喚起されている手口です。

屋根への立ち入りを防ぐ注意点は、以下のとおりです。

注意点

  • 「無料で見ますよ」と言われても絶対に屋根に上げない
  • 勝手にはしごをかけようとしたら「警察を呼びます」と伝える
  • 劣化が気になった場合は知り合いの業者に頼むと言って断る

屋根に上げてしまった後では被害を証明するのが難しくなるため、きっぱりと断る勇気を持ちましょう。

見積書の「工事一式」表記が危険な理由

「工事一式」という表記は内訳が不透明なため、水増し請求や手抜き工事を誤魔化せます。

問題は契約後に発覚するケースが多い点です。着工後に「この工事は一式に含まれていません」と言われても、内訳のない見積書では反論できません。さらに足場が組まれた後では、契約解除も難しい状況に追い込まれます。

内訳の明細を要求する際の、具体的な依頼文をまとめました。

依頼文の例

  • 「塗料のメーカー名と品番を記載した見積書を出してください」
  • 「塗装面積(平米数)と単価を項目ごとに分けてください」
  • 「塗装費用が『一式』になっているので、内訳を教えてください」
内訳の開示を断る業者は、契約の見送りも検討しましょう。

契約後に追加費用を請求するケース

追加請求 屋根塗装 見積り

「想定外の劣化があった」として追加費用を請求するケースでは、事前の調査不足や意図的な低価格での提示が原因の場合があります。

悪徳業者は、他社より安い見積りを出して契約を取ろうとします。足場を組んだ後で追加工事を請求すれば、契約の解除が難しくなるためです。

追加費用を防ぐための契約書確認ポイントをまとめました。

確認ポイント

  • 追加工事が発生した場合の取り決めを契約書に明記してもらう
  • 口頭での追加費用の説明には応じず、必ず書面で内容を確認する
  • 事前調査を15分程度で終わらせる業者は避ける

追加費用が発生する場合でも、書面による合意なしに工事を進めさせないようにしましょう。

下請けへの丸投げで起きる手抜き工事

元請けが下請け業者に丸投げすると中間マージンが発生し、施工不良が起きても責任の所在が不明確になる恐れがあります。

訪問販売会社や一部の大手業者は、契約後に地元の塗装業者へ低価格で工事を発注するケースがあります。中間マージンが発生し下請け業者のコストが圧迫されるため、工程の省略や塗料の希釈につながるのがリスクです。

自社施工かどうかを確認する方法をまとめました。

確認する方法

  • 「実際に工事をする職人は御社の社員ですか?」と直接質問する
  • 契約前に「下請けへの外注はありますか?」と確認する

品質トラブルを防ぐために、施工の責任者が誰かを明確にしておきましょう。

訪問販売業者の断り方|状況別の対処法

断り方 屋根塗装 見積り

訪問販売業者への対応は、状況によって異なります。

状況別の対処法は、次のとおりです。

状況に応じた断り方を把握して、しつこい勧誘にも毅然と対応しましょう。

【訪問時】その場で断るための一言

断る 屋根塗装 見積り

その場での契約やサインは避け、「検討します」ではなく「結構です」とはっきり断りましょう

玄関先で使える断り文句のテンプレートは、次のとおりです。

断り文句の例

  • 「知り合いの業者に頼むので、お断りします」
  • 「訪問販売の方とは一切お話ししません。お引き取りください」
  • ドアを開けず、インターホン越しに「必要ありません」とだけ伝える

日本人は相手を気遣って「また今度」と曖昧に答えがちですが、業者にとっては「見込み客」のサインになります。理由を説明すると反論の材料を与え、話が長引くだけです。

「結構です」のひと言で会話を終わらせましょう。

【訪問後】電話・再訪問をやめさせる方法

しつこい勧誘は特定商取引法に基づき、書面で「勧誘お断り」を通知すれば法的に停止させられます。

一度断ったのにもかかわらず、何度も電話をかけてきたり再訪問したりする行為は、「再勧誘の禁止」となり特定商取引法第3条の2により禁止されています。

電話や訪問を止めるための対処法は、以下のとおりです。

対処法

  • 「特定商取引法で禁止されている再勧誘にあたります。これ以上の連絡は控えてください」
  • 「これ以上訪問されるなら、消費者センターと警察に相談します」
  • 玄関に「訪問販売・勧誘一切お断り」のステッカーを貼る
それでも連絡が続く場合は、消費者ホットライン(188)に相談しましょう。

【契約後】クーリングオフで取り消す手順

クーリングオフの手順 屋根塗装 見積り

訪問販売の契約は、契約書を受け取った日から8日以内であればクーリングオフで無条件に解約できます。

「サインしてしまったからもう遅い」と諦めないでください。業者が「すでに足場の手配をしたからキャンセル料がかかる」と言っても、支払う義務はありません。

クーリングオフの通知方法と書き方は、以下のとおりです。

項目 内容
期限 法定の契約書面を受け取った日から8日以内(消印有効)
方法 はがき等の書面、またはメールなどの電磁的記録で通知する
記載事項 ・契約日
・商品名(屋根塗装工事)
・契約金額
・会社名
・担当者名
・「契約を解除します」という一文

2022年の法改正により、メールやWebサイトのフォーム等の「電磁的記録」でもクーリングオフが可能になりました。送信履歴などの証拠を残すのが重要です。

クーリングオフは消費者の正当な権利です。期限内であれば迷わず行使しましょう。

信頼できる業者の見極め方3選

業者の選び方 屋根塗装 見積り

信頼できる業者の見極め方は、以下の3つです。

誠実な施工ができる業者の基準を持てば、安心して屋根塗装を任せられます。

施工エリア内に拠点がある会社を選ぶ

施工エリア内(車で1時間圏内)に拠点がある会社はアフター対応が迅速で、トラブル発生時の連絡が取りやすいのがメリットです。

遠方の業者は移動だけで時間とガソリン代がかかるため、ちょっとした不具合の補修を嫌がります。一方、地元に根付いた業者は地域での評判が仕事に直結するため、品質と誠実さを大切にする傾向があります。

拠点の確認方法をまとめました。

確認方法

  • ホームページや名刺の住所をGoogleマップで検索し、看板が出ているか見る
  • 「お住まいの市町村名+屋根塗装」で検索し、地域密着の店舗を探す
  • 厳選した業者を紹介するサイトでエリア検索をする
施工後のアフター対応まで見据えて、地元に根付いた業者を選ぶと安心です。

建設業許可番号・塗装工事業の資格がある

建設業許可のない業者は500万円以上の工事を請け負う資格がなく、品質保証も期待できません。

屋根塗装は特別な資格がなくても施工できるため、技術や経営基盤が不十分な業者が参入しているケースがあります。国や都道府県から許可を受けている会社は、一定の経営状況と技術者の要件を満たしている証明です。

建設業許可番号・塗装工事業の許可を確認する手順は、次のとおりです。

確認手順

  1. 国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」にアクセスする
  2. 業者の会社名を入力して検索ボタンを押す
  3. 塗装工事業の許可が下りているか確認する
建設業許可番号が確認できない業者との契約は、慎重に検討しましょう。

保証内容を書面で提示してくれる

保証を書面で提示できる業者は、施工品質に自信がある証拠です。

「自社保証」だけでなく、リフォーム瑕疵保険や日本塗装工業会などの業界団体に加入している業者は、さらに信頼度が高まります。

保証書に記載されているべき項目は、以下のとおりです。

記載を確認する項目

  • 塗膜の膨れや剥がれに対する無償補修の期間(5〜10年など)
  • 定期点検の有無とスケジュール(1年後、3年後など)
  • 免責事項(台風や地震などの天災は対象外になることが多い)
保証書の内容を契約前に確認し、口約束で終わらせないようにしましょう。

まとめ|屋根塗装の見積りは騙されないためにきちんとチェックしよう

まとめ 屋根塗装 見積り

屋根塗装の見積書は、正しく読み解ければ悪徳業者を自分で見抜けます

ただし、知識がないまま契約すると水増し請求や手抜き工事の被害に遭うリスクがあるため注意が必要です。

屋根塗装の見積書で確認するポイント

  • 「工事一式」表記を避け、項目が明記された内訳を要求する
  • 極端に安い・高い見積りは工程の省略や水増し請求を疑う
  • 大幅な値引きや「今すぐ危険」と煽る業者はきっぱり断る
  • 建設業許可を持ち、保証書を書面で提示してくれる業者を選ぶ

正しい知識があれば、業者の言葉に惑わされません。適正価格で屋根塗装を実現し、玉のように雨を弾く新しい屋根を手に入れましょう。

信頼できる塗装業者をお探しの方は、「屋根・外壁お助け本舗」にお任せください。独自の厳しい審査をクリアした加盟店をご紹介します。現地調査から見積もりまで無料で対応しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

屋根塗装の見積りに関するよくある質問

Q&A 屋根塗装 見積り

屋根塗装の見積書に書いてあるタスペーサーとは何か

タスペーサーは、スレート屋根の塗装後に塗料で塞がらないように隙間を確保するための部材です。

隙間がないと雨水が逃げ道を失い、屋根の裏側に回ってしまいます。見積書に記載がない場合は、業者が意図的に工程を省いている可能性があります。

>> ④タスペーサー(縁切り)の記載はあるか

築15年の屋根は塗装が必要か

築15年のスレート屋根は塗装の目安時期を迎えており、劣化症状が出ていれば早急な対応が必要です。

放置すると屋根材の劣化が進み、雨漏りの原因につながります。

>> 【築年数別】塗装が必要な時期の目安

屋根塗装の訪問販売を断る方法はあるか

訪問販売はその場でサインせず、「検討します」ではなく「結構です」と明確に断るのが最善です。

悪徳業者は、考える時間を与えずに即決を迫ります。玄関のドアを開けずに対応し、毅然とした態度で法律に基づいた主張をすれば、業者は諦めて帰ります。

>>【訪問時】その場で断るための一言

※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
※2 お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります
※3 出張費には別途部材代、作業費が発生します
※4 施工内容によっては再発保証がつかない場合がございます

  • この記事を書いた人

bungo hashiba

福岡県在住の兼業ライター。 住宅資材の総合商社にて、スレート屋根や外壁サイディング、新建材の営業から施工補助まで幅広く経験。現在はエネルギー関連事業に従事している。丙種ガス主任技術者と第二種電気工事士の資格を保有。豊富な現場経験と専門知識を活かし、暮らしに役立つ情報を発信している。趣味は映画鑑賞。

-外壁塗装
-