外壁塗装

外壁塗装を20年していないと何が起きる?放置リスクと今すべき対処法

外壁のひび割れthird

この記事の監修者兼ライター

徳良 仁|1級建築士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士

千葉県在住の兼業ライター。建設業界で現場経験を15年(建築3年・電気12年)経験したのち、日本最大の大手アパレルの出店開発部門で発注者としての施工監理を2年経験。現在はGAFAの1社で施設立ち上げ部門の管理職として従事。1級建築士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士も保持。日々の幸せは家族団らんを穏やかに過ごすこと。

「外壁の色が少し褪せてきたな…でも、触った感じはまだしっかりしてるし、もう少し様子を見ようか」と思っていませんか?

「放置してまずいのか、正直わからない」「業者に頼んだら高額な工事を勧められそうで怖い」と、不安を感じていませんか?

実は、見た目が正常でも壁の内部では雨水の浸入がすでに始まっています塗膜の耐用年数は一般的な塗料で10〜15年です。放置すると下地が腐り、外壁材の張り替えが避けられない状態になります。

ただし、外壁材本体がまだ傷んでいない段階なら、再塗装(80〜120万円)で対処できます。大切なのは、外壁の劣化がどの段階にあるかを見極めることです。

劣化の実態、自己チェックの方法、費用相場から信頼できる業者の見極め方まで、根拠とともに解説します。

最後まで読めば、自宅の外壁が今どの段階にあるかを把握し、業者に主導権を握られずに自分で判断できます。余分な工事費を払わずに済む、その安心感を手に入れましょう。

このような方におすすめ

  • 外壁塗装を20年放置すると起きる劣化の実態を知りたい方
  • 自宅の外壁を自分でチェックする方法を知りたい方
  • 劣化の段階別に必要な工事と費用相場を知りたい方
  • 信頼できる専門業者を見極める方法を知りたい方

※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
※2 お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります
※3 出張費には別途部材代、作業費が発生します
※4 施工内容によっては再発保証がつかない場合がございます

読み終えたら、今日中に自宅の南面の外壁を手でなぞって確認してみましょう。

外壁塗装を20年していないと、塗膜の防水機能はほぼゼロになっている

外壁塗装の限界サイン新築から20年が経つと、塗膜は防水機能を失います。防水機能を失った外壁は、雨水を直接吸い込む無防備な状態です。

塗膜が限界を超えたとき、外壁には必ず4つのサインが現れます。

外壁塗装の限界サイン

  • チョーキング
  • ひび割れ(クラック)
  • カビ、コケ、錆び
  • 塗膜の剥がれ、シーリング劣化

チョーキング|手に白い粉がつくのは防水機能終了のサイン

外壁チョーキング外壁を手のひらで強くなぞったとき、チョークのような白い粉が付く現象を「チョーキング」といいます。紫外線と酸性雨が塗料の顔料・樹脂を分解し、粉状になって表面に残った状態です。

色が少し褪せてきただけと見過ごしがちですが、チョーキングが出た外壁は雨水を弾きません。吸水→乾燥を繰り返すことでひび割れが進行し、下地材の腐食へとつながります。

南面、西面は1日に受ける紫外線量が最も多く、チョーキングが最初に出る箇所です。

まず南面、西面の2面から指でなぞって確認しましょう。

ひび割れ(クラック)|幅0.3mm超で下地への浸水が始まる

外壁ひび割れ危険度外壁のひび割れには2種類あります。緊急度がまったく異なるため、まず種類を見極めましょう。

種類 幅の目安 リスク
ヘアークラック 0.3mm未満 雨水吸収が加速
構造クラック 0.3mm以上 構造体への浸水

構造クラックは、雨のたびに下地材まで雨水が届いています。外壁材が窯業系サイディング(セメント質の板材)の場合、水分の吸収と乾燥を繰り返すたびに亀裂が広がります

窓枠、サッシ周りのシーリング(目地を埋めるゴム状の防水材)のひび割れも放置厳禁です。割れた箇所から壁内部へ直接雨水が流れ込みます。

1円玉(厚さ約1.5mm)がひび割れに入るなら、すぐに専門業者へ診断を依頼しましょう。

カビ、コケ、錆び|広がりが止まらなくなると外壁材自体が腐食する

外壁のカビとコケ外壁にカビやコケが出ているのは、防水性がゼロになった証拠です。高圧洗浄で表面を洗い流しても、防水機能が回復しなければ数か月で再発し、菌糸、根が外壁材の内部に入り込んで素材そのものを侵食し続けます。

特に北面、陰面で発生しやすく、20年放置した住宅では南面にも広がるのが特徴です。また、カビの胞子が室内に侵入すると、ぜんそくやアレルギーの原因にもなります。

笠木や雨樋留め具、サッシ枠など金属部分に赤茶色の錆びが見えたら、腐食が構造体の鉄骨、金物類まで達しているサインです。錆びは膨張しながら素材そのものを内側から押し広げ、亀裂の拡大を加速させます。

汚れだろうと放置した時点で、外壁材の腐食→補修範囲の拡大という悪化のサイクルから抜け出せなくなります。

塗膜の剥がれ、シーリング劣化|この段階で塗装だけの対処は難しくなる

外壁コーキングの剥がれ塗膜が広い範囲でめくれ上がっている場合、付着力はすでに限界を超えています。雨水が塗膜の裏側に回り込み、内側から押し上げている状態です。

上から塗り重ねるだけでは解決できません。電動サンダーや高圧洗浄で既存塗膜を全面除去してから塗り直す工程が必要で、費用と工期が増します。

シーリング材の耐用年数は7〜10年です。20年未施工の住宅では2サイクル分以上を超過しており、石のように硬化したシーリングは亀裂、剥離が避けられない状態になっています。

外壁塗装と同時にシーリングを打ち替えなければ、新しい塗膜の下からいつまでも雨水が入り続けます。

2つの工事は必ずセットで発注しましょう。

見た目は問題ないは最も危険な誤解

業者・ポイント外壁の劣化は内部で先に進みます。外観が正常に見えても、壁の中では腐食が静かに広がっています

見た目は問題ないが危険な理由

  • 塗膜と建物の寿命は異なる
  • 内部腐食が進むと、塗装だけでは対処できなくなる

塗膜の寿命と建物の寿命は異なる

塗膜の寿命と建物の寿命は異なる築20年だからまだ大丈夫という判断は、建物の寿命に対しては正しい判断です。

ただし、外壁を守る塗膜の寿命は、建物の寿命とはまったく別の話です。木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、塗膜の耐用年数は使用塗料のグレードによって5〜25年と幅があります。

塗料の種類 耐用年数 特徴
アクリル塗料 5〜8年 安価だが耐久性が低い。現在はほぼ使われない
ウレタン塗料 8〜10年 密着性が高く、木部や金属部に使用されることが多い
シリコン塗料 10〜15年 コストと耐久性のバランスが良く、現在の標準グレード
フッ素塗料 15〜20年 耐候性・防汚性が高い。公共建築にも採用される
無機塗料 20〜25年 無機成分が主体で紫外線に強く最長クラスの耐久性

2003〜2005年前後に建てられた住宅の多くはアクリル、ウレタン、シリコン塗料が採用されており、これらはすでに耐用年数を超過しています。建物が立っていることと、外壁が機能していることは別物です

内部腐食が進むと、塗装だけでは対処できなくなる

外壁の内部腐食外壁材の表面が劣化した段階なら、再塗装で対応できます。ただし下地材、構造体まで腐食が進んだ段階では、工事の種類がカバー工法や張り替えに変わります。費用の差は実に2〜3倍以上です。

対処の時期 必要な工事 費用目安
(30坪)
今すぐ対処 再塗装のみ 80〜120万円
1〜2年後 下地補修+再塗装 100〜150万円
外壁材まで損傷 カバー工法〜張り替え 150〜400万円

木造住宅では柱、土台の腐食が耐震性を直接低下させます。国土交通省の調査によると、阪神・淡路大震災で倒壊した木造住宅の多くに腐朽、シロアリ被害が確認されています。

雨水が壁内部に侵入し続けた結果、構造材がシロアリの繁殖に適した環境となったのが一因です。

見た目に問題がないと判断して放置した結果、再塗装100万円が外壁張り替え250万円以上になるケースもあります。

自宅の外壁劣化を自分でチェックする3つの方法

自宅の外壁劣化を自分でチェックする方法専門業者に依頼する前に、自分で緊急度を把握することができます。ただし、あくまで「緊急度の確認」であり、「塗装しなくてよい」という判断材料にはなりません。3つすべて異常なしでも、20年経過している事実は変わらないためです。

自宅の外壁劣化を自分でチェックする方法

  • 【手で触れる】外壁を指でこすって白い粉を確認する
  • 【目視で確認】色あせ、クラック、コケを部位別にチェックする
  • 【水をかける】防水機能の残存を確認する
3つのチェックのうちひとつでも異常が見られたら、専門業者へ現地診断を依頼しましょう。

【手で触れる】外壁を指でこすって白い粉を確認する

外壁チョーキング外壁を手のひらで強くなぞり、白い粉の付き方で防水機能の残存度を判断します。チョーキングは目視では判断しにくく、触れることで初めて確認できる劣化サインです。

チョーキングの状態 外壁の状態 次のアクション
粉がほとんどつかない 塗膜は比較的健全 2〜3年以内に専門業者へ点検を依頼する
うっすら粉がつく 塗膜の劣化が始まっている 1年以内に診断を依頼し、塗り替え時期を確認する
粉が多量につく 防水機能がほぼ失われている 早急に専門業者へ現地診断を依頼する

南面、西面から始め、北面、東面の順で確認しましょう。複数の面で多量の粉が付くなら、外壁全体の防水機能が失われているサインです。

【目視で確認】色あせ、クラック、コケを部位別にチェックする

外壁の色あせ、クラック、コケ外壁の劣化パターンには、方角と部位ごとの法則があります。発生箇所を把握しておくと、どの劣化が起きているかをすぐに判断できます。

確認箇所 確認内容 緊急度
南面、西面 色あせ、チョーキング、塗膜の剥がれ [低] 早めに診断を
北面、東面 カビ、コケの繁殖、黒ずみ [中] 1年以内に診断を
窓枠、サッシ周り シーリングの亀裂、剥離、肉やせ [高] すぐ専門業者へ
外壁の隅、入り隅 ひび割れ(クラック)の有無 [高] 0.3mm以上は即依頼
パネルの継ぎ目
(目地)
シーリングの劣化、浮き、欠落 [高] すぐ専門業者へ
基礎との取り合い部 亀裂、シーリングの劣化 [高] すぐ専門業者へ

窓枠周りとパネル継ぎ目のシーリングは、劣化が最も早い場所です。シーリングが割れると外壁材と窓枠の隙間から壁内部に直接雨水が入ります。「汚れかな」と思った黒ずみがコケの繁殖であることも多いため、指で軽くこすり緑や黒の色が付くかどうかで判断しましょう。

【水をかける】防水機能の残存を確認する

外壁の高圧洗浄外壁の目立たない箇所(北面の低い位置など)に水をかけ、水の弾き方で防水機能の残存を判断します。

水をかけた後の状態 塗装の状態
水がビーズ状になってはじく 防水が機能している
水が広がり壁の色が濃くなる 防水機能は失われている

外壁材が色変化する場合、外壁は常時雨水を吸収し続けている状態です。吸水と乾燥を繰り返すことで外壁材が膨張、収縮し、ひび割れの拡大が加速します。

外壁全体を確認したければ、雨の後に見て回りましょう。

劣化の段階によって必要な工事と費用が大きく変わる

外壁の適切な工事の種類と費用外壁の現状がどの段階にあるかで、適切な工事の種類と費用が決まります。まず全工事の費用相場を把握したうえで、自宅がどの段階に当てはまるかを確認しましょう。

工事の種類 費用相場 適用される劣化状況
再塗装のみ 80〜120万円 塗膜劣化のみ
下地補修+再塗装 100〜150万円 クラック、シーリング劣化あり
カバー工法(重ね張り) 150〜250万円 外壁材の変形、剥離あり
張り替え 200〜400万円 腐食が構造体まで進行

※30坪目安、足場代(15〜25万円)を含む目安。建物形状、劣化状況、使用材料により変動します。

段階別の劣化状況と対応方法

【段階①】塗膜劣化のみ|高耐久塗料による再塗装で対応できる

【段階②】下地、シーリング劣化あり|下地補修+再塗装が必要

【段階③】外壁材の腐食、変形あり|重ね張りまたは張り替えが必要

【段階①】塗膜劣化のみ|高耐久塗料による再塗装で対応できる

外壁塗膜の劣化チョーキングや軽微な色あせのみで、外壁材本体に損傷がない状態であれば、高圧洗浄→下地補修→塗装の通常工程で対応できます費用相場は80〜120万円程度(30坪、足場含む)です。

20年ぶりの塗り替えには、フッ素塗料(耐用年数15〜20年)または無機塗料(20〜25年)を選びましょう。1㎡あたりの単価はシリコンより1,000〜2,000円ほど高い水準です。ただし次回の足場代(15〜25万円)を節約できる分、長期的な総コストは下がります。

シリコン塗料で塗り替えた場合、10〜15年後に再び足場が必要です。「安い塗料で早く済ませたい」という判断は、10年後に同額の余分な工事費を招きます

【段階②】下地、シーリング劣化あり|下地補修+再塗装が必要

コーキングのひび割れ幅0.3mm以上のクラックやシーリングの剥離や亀裂がある場合、塗装の前に下地補修が必要になります。費用相場は100〜150万円程度(30坪、足場含む)です。

下地補修を省略して塗装だけ行うと、クラックの上に塗膜が乗るだけで根本的な防水は回復しません。数年で再剥離、再亀裂が起き、また同じ費用がかかります。シーリングの打ち替えを外壁塗装と同時施工すれば、足場を2回組む15〜25万円のコストを省けるためです。

「塗るだけ」の提案をしてくる業者は、この段階では下地補修を省略しています。

見積書に「シーリング工事」「下地補修」の明細があるかどうかを必ず確認しましょう。

【段階③】外壁材の腐食、変形あり|重ね張りまたは張り替えが必要

外壁の腐食外壁材が腐食、変形、大きな欠損を起こしている場合は、塗装では防水機能を回復できません「重ね張り(カバー工法)」または「張り替え」が必要になります。

工事の種類 内容 費用目安(30坪)
カバー工法
(重ね張り)
既存外壁の上に新しい外壁材を重ねて施工 150〜250万円
張り替え 既存外壁を全面撤去し、新しい外壁材を施工 200〜400万円

カバー工法は既存外壁の撤去が不要なため廃材費、解体手間を抑えられますが、既存外壁の腐食状況によっては張り替えが必要です。

どちらが適切かは、外壁を一部開口して内部を確認する専門業者の現地調査でのみ判断できます。自己判断でまだカバー工法で大丈夫だろうと判断するのは危険です。

外壁と屋根を一緒に塗装すると足場代の二重払いを防げる

足場外壁と屋根は同時に塗装しましょう。足場代を1回にまとめられます。

  • 足場代は1回15〜25万円。別々に工事すると二重払いになる
  • 築20年の住宅は付帯部もまとめて点検する

足場代は1回15〜25万円、別々に工事すると二重払いになる

外壁と屋根を別々に工事すると、足場代が二重に発生します。

足場は職人の安全を確保する設備で、設置と解体に必ずコストがかかる固定費です。建物の大きさに関わらず一律に発生します。

工事パターン 足場回数 足場代合計
外壁+屋根を同時施工 1回 15〜25万円
外壁と屋根を別々に施工 2回 30〜50万円

外壁だけ先に実施し、屋根は後回しという判断は、足場代をもう一度支払う選択になります。

工事は同時にまとめましょう。

築20年の住宅は付帯部もまとめて点検する

築20年では外壁だけでなく付帯部も劣化が進行しています。足場を組むタイミングで一括点検を行いましょう。

付帯部とは、外壁に付随する部材の総称です。雨や紫外線の影響を受け続けるため、外壁と同時に劣化が進みます。

部位 劣化症状
屋根 塗膜の劣化、コケ、棟板金の錆び
雨樋 変形、亀裂、詰まり、金具の錆び
軒裏(軒天) 塗膜の剥がれ、腐食、シミ
破風板 塗膜の劣化、反り、腐食
霧除け 塗膜の剥がれ、錆び
ベランダ防水 ひび割れ、剥がれ、排水不良
シーリング 硬化、亀裂、剥離

付帯部を個別に補修すると、その都度足場が必要になります。 足場設置時にまとめて施工しましょう

信頼できる専門業者を見極める3つの確認事項

信頼できる専門業者を見極める方法20年未塗装の外壁の工事は、診断力と施工品質の両方が問われます。「塗るだけ」で終わる業者と、状態を正確に見極めて提案できる業者では、仕上がりの耐久性に数年〜10年単位の差が出ます。確認すべき事項は3点です。

信頼できる専門業者を見極める方法

【確認①】写真付きの現地診断書を提出してくれるか

【確認②】工事のデメリット、制約事項も正直に説明してくれるか

【確認③】見積書に材料、工賃、足場代が明細で記載されているか

【確認①】写真付きの現地診断書を提出してくれるか

外壁の点検信頼できる業者は、契約前の現地調査で劣化箇所を写真で記録します。「どこが、どの程度、なぜ劣化しているか」を診断書にまとめて提出するのが、誠実な業者の基準です。単に外壁を眺めて「塗装が必要ですね」と言うだけの調査では内部状態を確認していません。

「見た感じ問題ないですよ」で終わる業者や、現地調査なしで即日見積もりを提示する業者への依頼は避けましょう。工事後に想定外の追加費用が発生した、下地補修の見落としといったトラブルになりやすいためです。

調査当日に「診断書はいただけますか?」と一言確認しましょう。断る業者は内部状態の把握に自信がない可能性があります。

【確認②】工事のデメリット、制約事項も正直に説明してくれるか

業者説明・提案絶対大丈夫です、完璧に直りますと言い切る業者は、施工後のトラブルリスクが高いです。外壁工事には建物の構造、状態による制約があり、どの工法でも100%の結果を保証できません。

ひび割れが再発する可能性、追加費用が発生するリスクといったマイナス情報も事前に伝えてくれる業者は信頼に値します。

デメリットを事前に説明してくれる業者ほど、施工後に聞いていなかったというトラブルが起きにくいです。

【確認③】見積書に材料、工賃、足場代が明細で記載されているか

見積り「工事一式〇〇万円」のみの見積書では、後から追加請求されるリスクがあります。個別明細を必ず確認しましょう。

見積書で確認すべき6項目

  • 使用塗料の種類、メーカー名、品番、グレード
  • 塗布回数(下塗り、中塗り、上塗りの3回が基本)
  • 下地処理の内容、範囲と費用
  • 足場設置、解体費、廃材処分費が個別に記載されているか
  • 保証期間と保証の対象範囲(施工保証とメーカー保証の違いを確認)
  • 工事後の定期点検の有無、頻度

見積書の塗布回数が2回塗りになっている場合、下塗り(密着のための下地材)を省いた手抜き施工の可能性があります。

「なぜ2回ですか?」と確認し、明確な回答がなければ依頼を見直しましょう。

まとめ|外壁塗装を20年していない住宅は、今すぐ現状確認を

外壁塗装を20年していない住宅は、今すぐ現状確認を外壁塗装を20年放置した住宅は、今この瞬間も雨水を吸い込み続けています放置するほど補修費用は膨らみ、選択肢は狭まります。

外壁塗装を20年していない住宅の確認すべきポイント

  • 塗料の耐用年数は10〜15年。20年経過した外壁の塗膜機能はほぼゼロ
  • 見た目が問題ないでも内部で腐食が進行しているケースが多い
  • チョーキング、ひび割れ、コケは放置するほど補修費用が増大する
  • 3つの自己チェック(手で触れる、目視、水をかける)で緊急度をまず把握する
  • 外壁、屋根、付帯部の同時施工で足場代15〜25万円の二重払いを防げる
  • 診断書、デメリット説明、見積明細の3点を確認して業者を見極める

築20年は、外壁や屋根、付帯部をまとめてメンテナンスできる最もコスト効率の高いタイミングです。今動けば再塗装80〜120万円で済みますが、放置すると外壁張り替え200〜400万円に膨らみます。

費用を抑えるための唯一の方法は、劣化が表面に留まっている今すぐ動くことです。屋根外壁お助け本舗では、外壁の現状診断から見積もりまで無料で対応しています。20年以上外壁の塗装をしていない場合もぜひお気軽にご相談ください。

まずは今の状態を専門家に見てもらい、最適な対処法を確認してみましょう。

信頼できる外壁塗装業者をお探しの方は、屋根外壁お助け本舗にお任せください。厳しい基準を満たした加盟店のみをご紹介しています。現地調査から見積もりまで無料で対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装20年していないに関するよくある質問

外壁塗装を20年していないと、家の寿命は縮まる?

縮まる可能性が高いです。

塗膜の防水機能が失われると外壁材に雨水が侵入し続け、木造住宅では柱、土台の腐食が進みます。

腐食が進行すると耐震性が低下し、シロアリが繁殖しやすい環境が生まれます。

土台や柱を内側から食い荒らされる前に、専門業者による現地診断を受けましょう。

20年未塗装の外壁でも、塗装だけで対応できる?

外壁材本体に損傷がない段階であれば、再塗装で対応できます。

クラックがある場合は下地補修が、外壁材が腐食、変形している場合は重ね張りや張り替えが必要です。

外観だけでは判断できないため、専門業者による現地調査を受けてから工事内容を決めましょう。

外壁塗装と屋根塗装は同時にやったほうが良い?

同時施工をおすすめします。

足場代(15〜25万円)を1回で済ませられるため、別々に工事するより15〜25万円の節約になります。

築20年は付帯部もメンテナンスの時期を迎えているため、一度の診断でまとめて状態を把握し、同時に施工しましょう。

タイル外壁も20年で塗装が必要?

タイル自体の塗装は不要です。

ただし、目地のシーリング材の耐用年数は7〜10年のため、20年未施工であれば打ち替えが必要な状態です。

シーリングが劣化すると裏側に雨水が回り込み、タイルの浮き、剥落や下地の腐食につながります。

目地を指で押して硬い場合は劣化しているサインです。

外壁塗装の費用はどのくらいが相場?

30坪の戸建てで再塗装のみなら80〜120万円程度、下地補修が必要な場合は100〜150万円程度が目安です。

外壁材まで損傷している場合はカバー工法で150〜250万円、張り替えで200〜400万円程度になります。

費用は劣化の段階や建物規模、使用塗料により変動するため、専門業者の現地調査を受けてから見積もりを確認しましょう。

※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
※2 お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります
※3 出張費には別途部材代、作業費が発生します
※4 施工内容によっては再発保証がつかない場合がございます

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jin tokuyoshi

千葉県在住の兼業ライター。 建設業界で現場経験を15年(建築3年・電気12年)経験したのち、日本最大の大手アパレルの出店開発部門で発注者としての施工監理を2年経験。現在はGAFAの1社で施設立ち上げ部門の管理職として従事。1級建築士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士も保持。日々の幸せは家族団らんを穏やかに過ごすこと。

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